ヘッダーメッセージ

「整えるのは、身体だけじゃなくて“わたし”全体」

Instagram
LINE
Youtube
EC
MAP
Contact

錬金術師の塩ができるまで

錬金術師の塩が出来るまで

採掘(パキスタン・鉱山)から還元焼成、熟成、日本国内での仕上げまで。

採掘(パキスタン・鉱山)現場

数億年前の海が結晶化した天然岩塩。
パキスタンの限られた鉱脈から手掘りで採掘されるSランク原石のみを厳選しています。

パキスタン岩塩鉱山の全景

採掘された岩塩を積み込むトラック

ピンク色の岩塩原石

工程 ①〜⑦:原料採掘から輸入まで

  1. 原料採掘(Raw Material – Halite)
    ・原料はヒマラヤ山脈周辺の岩塩鉱床(主にパキスタン・インド北部)で採掘される「ルビーソルト」「ピンクソルト」などの天然岩塩。
    ・これ自体は天然ミネラルだが、黒くも硫黄臭くもない、ただの塩の結晶(NaCl + 微量ミネラル)。
  2. 乾燥・粉砕・下処理
    ・採掘した岩塩を乾燥・粉砕し、粒度調整と不純物除去を行う。
    ・ここまでは「ヒマラヤ岩塩」と同じ工程。
  3. 植物性素材との混合
    ・ここからが独自の“人工工程”。
    ・岩塩に以下のような植物性原料や鉱物性添加物を加える:
    ─ ハリタキ(Terminalia chebula)の実(消化を助ける薬草)
    ─ シード(Ajwain, Amalaki, Babool樹皮など)
    ─ チャコール(木炭粉) など

工程 ④:焼成(還元焼成)

混合物を密閉した陶器壺に詰め、マグマ相当の温度(約1000〜1300℃)で10〜24時間焼成します。
この時、植物性有機物と硫酸塩が反応して硫化水素(H₂S)や硫化ナトリウム(Na₂S)が生成。
この化学反応により、塩が赤黒色〜黒紫色に変化し、ゆで卵のような硫黄臭が生まれます。
焼成後、壺を冷却・破砕し、塊状または粉末に整えます。

還元焼成に使われる陶器壺

焼成後の壺と黒く変化した塩

  1. 熟成・冷却
    ・焼成後の塩は高温で化学的に不安定なため、数日〜数週間かけて冷却・安定化させる。
    ・この工程で味と香りが落ち着き、「薬塩」としての特有の風味が完成する。
  2. 粉砕・選別・包装
    ・粒度調整後、「粉末タイプ」または「塊タイプ」として出荷。
  3. 輸入
    ・現地では薬膳・アーユルヴェーダ用途として人気だが、日本輸入時には「雑貨扱い」または「食用加工塩」として分類されることが多い。

コンテナ船による輸送のイメージ

工程 ⑧〜⑩:日本国内での仕上げ

  1. 日本国内にて洗浄・粉砕加工
    ・用途に合わせて純水洗浄や粒度調整を行い、品質を整える。
  2. ラベル添付・袋詰め
    ・国内基準に沿った表記ラベルを貼付し、計量・封入。
  3. 完成
    ・こうして『錬金術師の塩』として出荷されます。

錬金術師の塩 パッケージ(大小)

よくある誤解:「天然ブラックソルト」

表現上の「天然ブラックソルト」は「原料が天然の岩塩」というだけで、黒い色と硫黄臭は人工焼成の結果です。
無添加・自然製法=添加物を使わない、という意味であり、自然素材(薬草・炭)を用いた科学反応で色と香りを作る製法です。
採掘地は天然でも、焼成によって人工変性済みであるにもかかわらず、“ヒマラヤ天然”のイメージだけを利用している表現も多く見られます。

ブラックソルト特有の硫黄風味は、Na₂S(硫化ナトリウム)H₂S(硫化水素)が生み出します。
つまり「天然そのまま」ではなく、天然岩塩を人の手で還元焼成した“加工塩”というのが正確な表現です。

まとめ|本物と偽物の見分け方

項目 本物(伝統製法)
錬金術師の塩
偽物・簡易品
深い紫黒〜赤黒色で、内部に赤褐色層が見える 表面が均一な黒・灰色(着色)
香り ゆで卵のような自然な硫黄臭 無臭〜人工香料
表示 「焼成」「製法」など工程を明記 「天然」「ヒマラヤ産」など産地のみ強調
成分 NaClに加え、Na₂S、Fe、Mg、Kなど複数成分 NaClのみ、反応成分の記載なし
PAGE TOP
EC
MAP